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粉飾とは|粉飾決算逆粉飾決算

火曜日, 9月 28th, 2010
粉飾決算とは

会社が何らかの理由により、本当は赤字決算になるところを黒字決算に見せかける行為のことをいいます。具体的には架空の売上計上、経費の圧縮などをし、架空利益をだすことによって株主に対して配当を出したりして株主・債権者等の判断を過まらせることです。

このように粉飾決算をした場合、会社の経営状態を信用して取引する債権者等に重大な損害を与える危険性から会社法では5年以下の懲役又は500万円以下の罰金刑で処罰することにしております。

また自己の経営者としての地位を守るために行なったときには特別背任罪となり、十年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金刑で処罰されることになります。

逆粉飾決算とは

逆粉飾決算とは粉飾決算とは逆に、本当は黒字決算のところを赤字決算のように見せかけることをいい、脱税行為につながり、罰金刑や重加算税の対象となってきます。

いずれにしても、正しい経理処理を行い、月次試算表を早く作成し、正しい節税対策を講じる必要があります。

 

 

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